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LTTバイオファーマ 思わぬかたちで世界に名をとどろかせることになってしまいました
2008年03月31日 (月) | 編集 |
この週末、LTTバイオファーマが「悪い意味でですが」グローバル企業となりました。例のニュースがウォールストリート・ジャーナルにも載ったそうです!

ニュースによると、LTTの100%子会社であるアスクレピオスが丸紅との共同事業と見せかけて320億円ほどの資金を不正に集めていたということ。
アスクレピオスは、この架空の事業について、丸紅の稟議書を偽造して丸紅が元本などを保証するとした上で、資金集めを行っていたようです。
これに投資していたのが、リーマン・ブラザーズの関連会社(約240億円)、フィンテックグローバル(約22億円)など。

っていうか、元本保証するくらいなら丸紅がアスクレピオスに出資するだろうに、どうして…と思ってしまいます。
それに300億円あれば、親会社のLTTを買収できるし…。


さてさて、わかる限りの経過をまとめてみました。

2007年
5月25日  アスクレピオスを完全子会社化することを決議
7月18日  LTTと丸紅が業務委託契約締結
10月10日 アスクレピオス子会社化で業績修正
 売上は3倍、純利益も6億円の赤字から4,700万円の黒字へ
      LTT株 80,000円近くまで上昇
12月19日 フィンテック子会社がアスクレピオス投資事業組合を22億円出資して設立

2008年
2月29日  LTT終値 60,100円
3月6日  リーマン(?)が丸紅に問い合わせ
     調査の結果、丸紅は会社として一切関与していないことを確認
     LTT終値 52,300円 
3月7日  LTT、社長が山中氏から増田氏に交代
     (辞任理由は「健康上の都合」ということだが、3月31日のIRでは、
山中氏は架空投資案件に関係していた疑いがあるとしている)
     LTT終値 47,300円
3月10日  丸紅、この一件に関与していたと見られる嘱託職員2名を懲戒解雇
     丸紅の社内調査によると、この2名は、アスクレピオスの元社長らに丸紅の会議室を使用させただけで、書類の偽造には関与していない
    LTT終値 43,300円
3月19日 アスクレピオス、破産手続開始決定
     アスクレピオスを営業者とする匿名組合契約の出資金を資金不足のため償還することができなかったこと、債務超過に陥ったことを理由として法的整理へ 負債総額約52億円
     LTT終値 20,200円
3月29日 一連の報道
3月30日 丸紅、IR発表
3月31日 LTT、IR発表
     フィンテック、IR発表 業績への影響は未確定
     LTT終値 11,020円
     フィンテックもストップ安 10,810円


ところで、LTTだけでなく、フィンテックも大変なことになってしまうかもしれません。
フィンテックが出資した22億円は、上場株式約19億円(3月28日時点の評価額なので、148,000株相当?)を担保としているそうです。
丸紅は「一切関係ない」としていますが、裁判や協議の結果、全額保証してもらえたとしても、それまでにフィンテックの株価が下落してしまうかもしれません。一時的には大きく下げる可能性も否定できませんね。

いや待てよ。上場株式19億円って、フィンテックの株かどうかはわからないはず。どこのだろう?


P.S.改行が上手くできず、ガタガタですみません
テーマ:注目銘柄
ジャンル:株式・投資・マネー
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